看護師が「仕事に自信を持てない」と悩む人は少なくありません。看護師に限らず仕事に自信を持てず辞めたいと思っている人は転職先を探したり、友人に相談したり、いろいろな方法を試みているでしょう。看護師は特に、覚える事が多かったり、一刻を争う場面などもあるため、「仕事に自信が持てない」と考えがちです。もちろん体に支障をきたしたり、働く環境が非常に問題がある場合は転職は致し方ありません。しかし、仕事に自信が持てない本当の原因はそこではありません。実は、毎日の生活習慣が関係するのです。人間には、体内時計と呼ばれる代謝や消化のサイクルが無意識に動いています。残念なことに、全体的な人手不足は今でも解消されておらず、看護師の仕事自体は、一部を除いてハードな仕事であることは事実です。「自信が持てない」という原因はこの体内時計のバランスが狂い始めている兆しの一つです。具体的には睡眠時間が不規則、または少なすぎるのが原因です。夜勤はシフトで組まれているので日勤と夜勤がその月ごとに決まります。病院によってシステムは異なりますが、夜勤によって生活リズムが少しずつ狂ってきます。また新人の時は慣れない仕事で緊張の連続となり神経がたかぶってしまい夜眠れない人もでてくるでしょう。こうした小さな積み重ねで感情や思考は悪い方向へ向かいます。「自信が持てない」という悩みはこうした生活習慣をまず変えてからもう一度考えてみることをお勧めします。